浜松市中区八幡町の花屋　|　さくらやブログ

先週の定休日、店長（母）とふたりではままつフラワーパークに行ってきました。
現在、花菖蒲とアジサイが見ごろです！



薄曇りの空に映える、透き通るように鮮やかな花が満開に咲いていました！
カメラを持った方もたくさん、平日なので年配の方が多かったですが、
みなさんそれぞれに感想を言い合ったりして楽しそうでした。

特に目を引いたのがこの黄色の品種。

「浜名湖の光」という名前で、フラワーパークで作られた品種だそうです！
遠くからでも、この黄色が植わっている一角が目立っていました。
濃い茶色の模様が繊細です。


そして白い花というのは、
おもてで見ると、また特に夏には格別の美しさがありますね！
まぶしくてドキッとしました。

アジサイも白い品種がありました。

何にも染まっていない、純粋な感じ・・・
白のイメージがそのままお花になっていました。

野生アジサイ園にも、おもしろい品種がたくさん。


きれいにお手入れしてあって、管理している方たちの努力を感じます！

私が大好きなクリスタルパレス（大温室）の中は、
うって変わって東南アジアや南米の植物がカラフルに元気いっぱい！

ナンヨウザクラ。

トーチジンジャー。
お花のデザインも色も、所違えば・・・
気候だけでなく、愛でる人の感覚も違うわけで、
脳の使ってない部分を呼び覚まされるように刺激的です。

そして、やっと見られました、木下惠介の丘！

「二十四の瞳」のロケ地、小豆島から贈られたオリーブの木が植わっています。


全体の感じは、「二十四の瞳」で
おなご先生と子どもたちが汽車ごっこをした桜の丘に似せてあるのかな。
「はじまりのみち」、ご覧になりましたか・・・？

店に入ってくるお花や植木も、こういうところで見ると、
へー、こんなふうに育つんだ！とびっくりすることが多くて勉強になります。

新しくなったフラワーパークは、休憩ベンチが増えたり、
藤棚が建設中だったり、通路の寄せ植えがたくさんあって参考になったり、
やっぱり新理事長さんの女性の目線が各所にわたっておりとてもよかったです。
作業中の職員の方も、すれ違うと必ずあいさつをしてくれました。
こんなにすばらしい場所が近くにあるので、
浜松のみなさん、ぜひフラワーパークをたくさん訪れてみましょう！！


さて、前回ご報告した和菓子とお茶講座にも持って行ったこちらのシャクヤク。

シャクヤク・白雪姫：250円
大きく咲き始めました。
名前のとおり、雪のように何の混ざりものもない「純白」です。
こんなきれいな白色、なかなか見られません。

咲いてももちろん最高にきれいですが、

これ、咲いている途中のかたちというか咲き方が可憐です。
花びらの先に大きな切れ込みがあるので、表情豊かに咲いていきます。
お買い上げいただいたみなさんのお宅でもこんなふうに咲いてくれてるかな・・・？


さらに、今日はもうひとりの「姫」もやって来たんです！

シャクヤク・かぐや姫：250円
なんと！こんどは日本昔ばなしです！
竹からうまれたばかりの姫のほっぺのようなやさしいピンク色。
これも大きく開きそうです、楽しみ！


今日は、こんな変り種のバラも来ました。


エクレール：150円
ポップコーンがはじけているような元気なシルエットですね！
ポロンと咲いた花がなんともかわいらしいです。
花束やアレンジメントに入れれば、お庭のような自然の雰囲気をつくってくれそう。
ガラス瓶なんかにさしてもいいと思います。


そろそろ本格的に梅雨模様でしょうか？
なんとなくもわっとした空気を、お花の鮮やかさで塗り替えてみませんか？
さくらやではみなさまのご来店を心よりお待ちしております。


いろいろお世話になっています、お菓子同好会RADYSのたけうちさん、
この間店にお見えになりお買い上げいただいたシャクヤク・氷点を、
いっしょに来られたお友達が絵手紙にしてくれました！

さくらや図書館に貼らせてもらいました！
私は、この葉っぱの雄々しくバッとひらいた感じが妙にお気に入りです。
こんなふうに、絵に描いて残してもらえるなんて、
お花だけでなく、私たちもしあわせです。
本当にありがとうございました！！
美しいものさえ見ていられればそれだけで満足ですね、心から思います。


さくらや図書館といえば、先日こんなものを出しました。

1992年12月のオリーブです。
中・高校時代オリーブ少女！だった私、
このあいだ大量のオリーブの入った箱を開けて
時間のたつのも忘れて読んでしまいました。
今よりも情報を得る手段がずっと少なくて、
こんな地方都市の高校生はこういう雑誌をそれこそ貪るように読んでいたので、
小さな記事の写真や言い回しまで、
すべて記憶にあるものばかりで自分でも驚きました。

そんな中、一番読んだ跡が顕著だったのがこの号。
中に紹介されている映画のビデオを片っぱしからみたのを覚えています。
このころみた映画って、
いろんな意味で本当に刺激的でたくさん影響をもらいました。
この号、いま読んでも十分におもしろい。
当時の雑誌のレベルって今より上ではないですか？
ぜひ手に取ってみてください！！

35歳以上のもとオリーブ少女のみなさん、バックナンバーたくさんあります。
この号以外にも読みたい号
（安室ちゃんや瀬戸朝香さんの初登場号とか・・・）あったら、
ぜひ声をかけてください！！


今日のさくらやBGM（娘選）

THE CHIEFTAINS featuring RY COODER 「San Patricio」 '10
音楽がこうもドラマチックで生命力にあふれ、いろんな感情を動かされること。
音楽の豊かさを教えてくれる感動的な一枚です！
夜のFAVORITE BOOKSさんで買い求めました。


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